日本銀行は他の欧米流の中央銀行と同様に特別な存在である。表向きの説明ではでは日本銀行法に基づいて作られた半官半民な特殊組織ということになっている。

お金を自分達で作って、その量を経済規模に合わせて市場に出している。あまりたくさんのお金を作るとインフレが起きるし、あまり絞ると経済が冷え込むという。この原則は誰でもわかる。

しかし陰謀論(イルミナティー)の世界では、日本銀行や他の中央銀行は世界の秘密政府の人間を家畜のように扱うための道具だと言われている。

おそらく、真実はこの二つの定説の間にあるのではないか。

現在、日本銀行の広報部によれば、株式会社日本銀行の株の55%は財務省(日本国家)のもので39%は個人のものだということになっている。残りの部分は金融機関や公共団体だという。個人投資家の名前を公表されていない。そして、「制度上個人が政策に影響を与えることがありえない」という建前になっている。

日本銀行の株を皇室持っていると言う噂もある。当然その個人の名前にロスチャイルドやロクフェラーがはいっている事は推測できる。デヴィドロクフェラー本人が日本の天皇家とロクフェラー家が以前から仲良しだと広言しているのも事実である。

基本的に日本銀行のエリート職員は財務省同様に東大法学部などの卒業生が国家公務員同様の試験を受験し入社している。日本銀行総裁は代わりばんこで財務省の天下りか日本銀行の生え抜きにという暗黙の決まりがある。そうして金融政策の大枠の決め方がいろいろな経済データに基づいて景気やインフレのバランスを見ながら舵をとる。(*ねじれ国会がこの流れを壊したのである。)

しかしながら、表の顔と裏の顔はまた別である。アメリカと同じように大枠は基本的に透明になっている。インフレが起きないようにお金の全体量を管理する。問題は、作ったお金のばら撒き方である。どうやってだれにそれを配るかである。



そこが一部の研究家による陰謀論のポイントである。そのことを理解するために明治時代にまで遡る必要がある。

ご存じのようにペリー艦隊が来てからイギリスのロスチャイルド家が別の艦隊を送り込んで薩摩と長州を完敗させた。その後日本の天皇を暗殺して大村寅之助という16歳の替え玉を天皇にしたらしい。 その後いろいろな専門家をロスチャイルドが日本に派遣して日本銀行を通じて日本の発展のためのお金の投資法を決めたのである。 そして、見事に日本を近代化させた。その当時、ロスチャイルド家はすでにヨーロッパの隠れの王室だったのである。 彼らがヨーロッパ各地にいいところを持ち込んだ。そして、日本は海軍はイギリスから学び、陸軍はドイツから学んだ。各産業も同じように欧米各地から一番いいやり方を取り入れた。その結果、日本は奇跡的に発展をして、のちに日露戦争で勝利を納める程の国家になったのである。

そして、軍国主義の時代には軍部がアジアを支配するために日本銀行を乗っ取ったのである。 つまり、軍の司令部の命令に従って大蔵省が日本銀行にお金の配り方を決めさせたのである。おもしろい話だが、今でも神田などの古本屋さんで買える戦時中の国債を買うことができる。その国債の上に戦車や戦艦の絵が描いている。このように日本のお金はほとんど全部軍に注がれたのである。

戦後は大蔵省(現在財務省)が通産省の支持の元で日本銀行が作ったお金のばら撒き方を経済復興のために決めるようになった。そのため、いろいろな銀行がそれぞれの専門分野を持つことになった。たとえば日本興行銀行が大手製造業にお金を貸すのは専門であった。日本は資本主義の顔をした国家統制経済だった。役所が決めた5カ年計画の中でお金が各業種に銀行を通じて計画的にばら撒かれたのである。これこそが日本戦後の見事な経済発展の秘密だった。満州建国で培ったノウハウを戦後復興のために役立てたのである。

裏では米国占領によりロクフェラー家がロスチャイルド家に代わって日本の裏のドンになった。そして、彼らは、冷戦の間は外交さえ米国追従型なら、基本的に介入しなかったのである。

戦後の大きな分岐点は1980年代だった。その時代、日本経済が米国にとって大きな脅威になっていた。大量の貿易黒字で日本がアメリカを乗っ取るのではないかという幻想に米国のエリートは陥った。貿易黒字を減らすためにあの手この手を使ったけれども結局うまくいかなかった。つまり、日本人の勤勉さにアメリカが負けたのである。

そこでプラザ合意による借金の踏み倒しが始まったのである。日本の売国奴の宮沢喜一をはじめに当時の政府の幹部たちが急激な円高を容認した。日本の強みの製造業はやむをえなく中国を中心とするアジアに進出させられたのである。同時に日本国内においては超低金利と米国から押しつけられた「内需拡大政策」によってバブルが発生した。

世界経済史を少しでも勉強した人間なら理解していることだが、バブルというのは昔からのロスチャイルド家やロクフェラー家の金儲けの常套手段だった。相手を大量のお金で酔っぱらわせてて踊らして、そうしてバブルをはじけるときに潰す。

日本もこの見事な罠にはまったのである。もちろん、バブルがはじけた時に日本銀行が2-3年でその問題を整理する能力があったし、日本国家にもそれに耐える体力があった。しかし日本の政界が自分たちの汚いやくざぐるみの裏騒ぎを隠すために、その問題の整理をずっと後回しにした。おそらく裏でロクフェラー家もそれに関わっていたはずだ。

そのために水面下で問題がどんどん大きくなっていったのである。そうして1997年のアジア金融危機が始まった。そのきかけが北海道拓殖銀行の破産だった。ロスチャイルド家などが作ったBISのルールに従うために、すべての日本の銀行が急にアジアからお金を引き上げるようになった。ロスチャイルド家の息のかかったソロスなどがすぐ乗っ取りに来てアジア各国の金融業が見事に乗っ取られたのである。この罠を見抜いたのはマレーシアのマハティールのみだった。

計画通りに日本の金融業の砦でも落城が始まった。北海道拓殖の次は日本長期信用銀行。ロクフェラー家などが10億円で買ったときに、デヴィドロクフェラー本人が勝利を味わうためにわざわざ来日したほどである。その後税金を一も払わずに1兆円で株を売りながら影で支配権を持ったままである。

そして、小泉・竹中政権による日本の金融業の外資へのたたき売りが始まるのである。彼らは正真正銘の売国奴だった。いまだに彼らを賞賛しているオメデタイ人も大勢いるが、漫画である。後世に、歴史に残る裏切り者として彼らの名前が列記されることを今は期待するしかない。小泉純一郎は日本初のやくざ総理でブッシュ一族と稲川会を通じてお父さんの代から仲良くしている。竹中平蔵はデヴィドロクフェラーの右腕のヘンリキシンジャーのまな弟子で日本経済を売り渡すために育てられた人材である。田原総一郎というペテン師は竹中氏の口利きでユダヤ系ヘッジファンドのインサイダー取引で億単位のお金を手にしたとも言われている。

まず、彼らは年金のルールを変えて日本企業の、株の相互持ち合い合いを解消させた。そうして次に竹中が「銀行が大きいからつぶさせれないことはない発言」を意図的にした。多くの投資家が日本の民間銀行が全て国有化にされて株が紙クズになると思わされたのである。銀行株が彼らの意図した通り、下落した。その時に待ってましたとロクフェラー、ロスチャイルドの息のかかった外資がどんどん日本の銀行株買ったのである。そうして裏で予定していたように竹中が株主資本を守りながらどんどん日本人の血税を惜しみなく銀行につぎ込んだのである。まさに濡れ手に粟である。

その次に小泉が米国のお金や広報会社(電通)を使って、2005年の911郵政選挙を強行した。いかに民営化賛成=改革賛成か民営化反対=改革反対というロジックのすり替えを行い、日本人のテレビのワイドショーしか見ない一般市民を見事にだましたのである。

現在日本の民間金融の株主を見ると必ず支配権のある3割以上が外資のものだ。しかもその外資がほとんどロクフェラー家、ロスチャイルド家の息のかかったものばかりなのである。

次の段階では、日本の銀行からお金をゼロ金利で借りて、日本人のお金を使って世界一の日本の製造業を乗っ取ることを彼らは企んでいる。

しかし、やっと、日本の政治家、右翼、左翼などのインテリ層の一部が真実に気が付き始めたようである。

現在、経済産業省などが日本経済防衛の最前線に立っている。悪質なお金をぶん取りたいだけを目的としたはげ鷹が追い払われ始めている。お隣の韓国の政府もようやくIMF管理に反撃を始めたようである。

その意味で今後の日本銀行の金融政策を注視していく必要がある。

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