3月 102013
福島第一原発の事故から2年。実は今、同原発の「4号機」が、さらなる放射性物質を地上に撒き散らし、人類を未曾有の危険にさらそうとしています。それなのに国と東電にはまるで危機感がありません。外交官時代から脱原発の志を貫いてきた信念の人・村田光平さん(元駐スイス大使)が、豊橋でその空恐ろしい実情を語ります。
<村田光平(むらた・みつへい)プロフィール>
1938年、東京生まれ。61年、東大法学部卒業、外務省入省。駐セネガル大使、駐スイス大使などを歴任し、99年、退官。99年~2011年、東海学園大学教授。現在、同大学名誉教授、アルベール・シュバイツァー国際大学名誉教授。外務官僚時代、チェルノブイリ原発事故をきっかけに「脱原発」をめざす活動を開始。私人としての活動だったにもかかわらず、駐スイス大使時代の99年、当時の閣僚から「日本の大使が原発反対の文書を持ち歩いている」と批判され、その後日本に帰国となり、辞職。さまざまな圧力に屈せず、脱原発の主張を貫いて「反骨の外交官」と呼ばれた。以後、現在まで、主に原子力問題やエネルギー問題などをテーマに言論活動を続けている。著書に『原子力と日本病』、『新しい文明の提唱 未来の世代に捧げる』など。
「村田光平講演会」~原子力と日本病~
日 時 平成25年 3月17日(日) 午後13時30分~15時30分
場 所 豊橋市民文化会館 リハーサル室
資 料 代 1,000円
主 催 「浜岡原発の危険性を考える会」
問い合わせ先 090-8556-8301(林)
*多くの方のご参加をお待ちしております。
<参考資料>
Sorry, the comment form is closed at this time.