米格付け会社フィッチとS&Pが、ドバイ政府がドバイ・ワールドの債務を保証しないとの発言を理由にドバイ関連企業の格付けをさらにジャンク債までに引き下げた。

フィッチは、ドバイ・ホールディングの格付けを「BBBマイナス」から2段階下の「BB」に引き下げた。また、S&Pはドバイ政府関連企業6社のうち5社をジャンク等級への格下げし、ドバイの銀行4行の格下げも示唆している。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12750720091203

ここで浮かび上がってきているのは、アメリカの格付け会社によるドバイへの追い込みであり、あえて危機を助長させる動きに出ていることである。当然、ドバイと深い関係を持つ欧州にもそれは飛び火することは読み込み済みだ。

案の定、S&Pはその欧州をも攻撃している。

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