*非常に鋭い指摘です!

自由民主党を含め、戦後、日本には本当の意味での保守政党が、(戦争に負けたために)残念ながら存在せず、官僚がある意味国益を忘れ、省益だけを考える傾向が非常に強いことが今回の騒動の大元であることをそろそろ日本国民も理解すべき時に来ていると思われます。

米国に近いと思われるマキンゼーの大前研一氏ですら、グアム移転の可能性を指摘しています。今回の問題を日本のマスコミは大騒ぎしていますが、米国にとって沖縄の普天間基地の問題は、大した問題ではありません。米国政界のメインストリームの中では「普天間のFの字も語られてはいない」というのが実態であるとのことです。

それよりも、ホワイトハウスの主・オバマ大統領には気にするべきこと、為すべきことが山のようにあります。「ヘルスケア改革」「金融規制改革」「中東和平」、そしてもっと頭の痛い問題としては、かつては全く相手にもならなかったはずの“ペイリン前共和党副大統領候補”がCNN等の報道でわかるように支持率で強烈に追い上げていることです。

おそらく、民主党政権内で沖縄のカジノ特区構想が急浮上しているのもこの事に関係しているはずです。

今回の田中氏の指摘は大変鋭いものです。是非、ご一読下さい。       正 樹

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